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2010年6月7日月曜日

nVIDIA 3D VISION バイオハザード5

じゃあ、ネイティブ対応ソフトでも。
深度は最高にしてますが、若干慣れが必要だったことは明記しておきます。これで、目に入る情報の3DVISIONでの取捨選択を学んだと言っても過言ではありません。
なぜか残像も多いです。なんでですかね。

で見え方ですが、アウトラン2006やスト4ほど立体感無いと思うんだけどなぁ、俺の感覚がおかしいのかなぁ。
というか元の映像とのギャップが少ないというか、そうだ、自然。アウトラン2006のようなあざとさが無いんですね。

なんだか、色々慣れちゃってインポテンツになっているようなので、大目に見てください。まあ、序盤しかやってないので、この先凄いことになるかもしれませんが。

このぐらいしか書けなくてすみません。
怖くて先に進められないんです。

nVIDIA 3D VISION ストリートファイター4

ちなみに以下の設定で動かしています。
こう言うのも怒られますかね?



視差調節は目一杯に右にしています



以前、ガチャポンがどうのこうの書いてますが、動くジオラマすね。もしくは良くできた人形アニメ。
大画面で見れば印象は違うんでしょうが、うちの環境ではこの程度の感想が限界です。すみませんね。
いやいや画面の大きさ以外にも、一頃はやったミニチュア風写真ってあるじゃないですか。アレと理屈は一緒なのではないかと思うんすよ。(具体的な説明はできない)

ゲームスピードを犠牲にしてもコマ数や高い映像表現を確保すれば、中々新鮮な体験が味わえますぜ。
2D時の迫力は失われますが。
ちなみにNVIDIAではGOOD判定のソフトなのですが、EXCELENTではないのはおそらく砂漠ステージでの破綻ではないかと。

砂漠ステージでは、何故か分身が発生してしまうのです。静止画で左右別々に見ても発生しているので、メガネのせいではないかと。
砂漠だから蜃気楼なのか!これは演出?とも思ったんですけど、2D時に出てこない演出も無いだろうと。
あとは最終ステージも若干視差調節が必要になるかもしれません。

このゲーム、背景がきっちりとポリゴンで作られているので、路地の向こう側やら、橋やらの立体感にドキリとさせられます。
あと、ザンギエフ。大きいせいか、彼は立っているだけで、十分すぎる立体感をかもしてくれます。まさか、こいつを気に入る日が来るとはなぁ。


これ、でかい画面でやったら、ガシャポンフィギアじゃなくて、ソフビ人形っぽくなるんかなぁ。

nVIDIA 3D VISION アウトラン2006 coast to coast

まあ、有名なタイトルですからご存じですよね。ね。みんな大好きですよね。
ハートアタックモードとか、チャレンジモードとか、僕は大嫌いです。下手だからです。

が、クリアするだけならザックリとした運転で良いところとか、簡単に出るドリフト、明るい風景、かっこええ音楽とか、悪い点を帳消しにしてくれる魅力が多く、初代より好きかもしれません。
で、これは国内販売のなかったPC版のタイトルですね。ヨーロッパ版パッケージだったかな。それなりに理由はあるんでしょうが、国内では需要無いんですね。俺、大好きなんだけどなぁ。
とにかく、日本では発売されないことがわかっていたので、秋葉原の店で入手して、ちびちび遊んでいました。
既に4年も前のゲームなのですが、特にパッチの必要はなく、WINDOWS7の64ビット版でも動いてくれています。よかった。

ちなみにNVIDIAでは動作確認対象にはしていなかったので動くかどうか不明でしたが、いきなり破綻。
視差調節を最低にして、なんとかなりましたが、そうなるとほとんど立体感はありません。

相性悪かったか…と諦めかけたのですが、なんとなく解像度を1920*1440まであげてみたところ、何故か安定。視差調節を最高にしても、ゲームは問題なくプレイできます。
ただし、私はバンパー視点でしかプレイしていないから結果良かったのですが、それ以外の視点でプレイする場合は問題はあるかもしれません。


ドライブゲームを3Dで初体験したからかもしれませんが、これがちゃんと見えたときのショックときたら凄いもんでした。
よく遊んでくれた大好きなおじさんが実のお父さんだったってくらいのショックで、全然見え方が違う。もう道が、こう、奥まで連なって立体!すみませんね、表現力無くて。
平衡法とかで載せられれば良いんでしょうが、なんかほら著作権とかねぇ。
で、やっぱりこれも、おもちゃっぽくなりますね。敵車がみんな、火をつけたら燃えそうなペーパークラフトに見えます。
というわけで迫力の点では2Dの方があるかなとは思うんですが、迫力とはまた違う魅力があるのでぜひおためし下さい。


確かにちょっと古いタイトルなんですが、この突き抜ける立体感はオブジェクトの多い最近のタイトルでは中々味わえないのではないでしょうか。
ビーチや橋、起伏の多いステージもさることながら、通常プレイ時にはさして魅力を感じていなかった森とか、渓谷ステージがまあ楽しいこと。
その反面、2SPの滝など、通常プレイ時に印象の強かったシーンが思ったほど良くなかったりして面白かったりします。

個人的には、これで3D VISIONの元は取れました。最高です。このゲームが好きな人には、ぜひ試していただきたいところですが、先ほどもいったとおり、バンパー視点以外でのプレイやチャレンジモード、ハートアタックで有利かというとそうでもないので、そちらに価値を見出している人は、どうかなぁ。

どうかなぁでおわり。

2010年6月1日火曜日

nVIDIA 3D VISION 何が動くのか  

3D VISIONの公式サイトにて、動作確認済のソフトのリストがありますが、それ以外も出来るかもしれないとのことなので、手持ちのゲームソフトで試してみました。




■レイストーム。

よく見たら10年以上前のソフトじゃねぇか。

Windows98時代に発売されたものです。PS版に比べ高解像度でプレイできるのが魅力でした。最近、ゲーム機向けにも解像度を上げた物が出てますね。



で、まあ、これは3D VISION云々ではなく、ドライバの問題なのか、起動しませんでした。

他のビデオカードだと動くんですかね?





■レイクライシス。

背景がなんだかよくわからないうえ、延々と代わり映えせず、あんまりプレイしていないんですが、買っていたので、これも試しました。

こちらは、起動もしてゲームも出来るんですが、全く3D処理がかかりません。

小手先で色々やってみたのですが、なにも変わらず。ああ。





■Gダライアス

こちらもレイクライシスと同じ結果となりました。





…さすがに古すぎたようです。

しかし、レイストームが動かないのは寂しいなぁ。

全然関係ありませんが、ブレス オブ ファイアIVなども試したのですが、動きませんでした。



だけど、あれー。

同じような時期に発売されていた、スレイブゼロがnVIDIAのサイトにあったんで大丈夫かなと思ったんですけどねぇ。

で、スレイブゼロも日本語版のパッケージがあるので入れてみたのですが、これも普通に動作するだけで3D表示しません。EXCELENTって出てんのに。

なんなんだろう、パッチとかあったんだろうか。てか、これを販売していた会社ってどうなったんだ。







■じゃあ、どのへんが動くのさ

対応するソフトの傾向が掴めないかなぁと思い、片っ端から古いソフトを3D VISIONを試してみました。以下発売時準に並べます。



・セガラリー2…
  DirectX6.1 99/06発売 3D表示対応せず

・ハンドレッドソード体験版…
  DirectX8.0 01/05発売 3D表示対応せず

・パワースマッシュ体験版…
  DirectX8.1 3D表示対応

・クレイジータクシー…
  DirectX8.1 02/09発売 3D表示対応

・ソニックアドベンチャーDX…
  DirectX9.0a 03/12発売 3D表示対応

…以後は、大体対応したので略。



サンプル少なすぎの上、偏りが見られますが、まあ、これでDirectX8.1が3D化出来るか否かの端境ってことがわかりますな。



しかしなんですね。
対応していても、この時期のはいまいち感動がないんですよね。
セルフシャドウあたりがあると、ミニチュアなりのゾッとするようなリアルさが出てくるんでしょうけど、べたっとしたポリゴンモデルだと、人形にも見えないって言うか。
眼鏡を外さないと立体であることに気がつかない事もあるくらいです。


あと、表示はすれど破綻していて見られたもんじゃないのがソニックアドベンチャーで、視差調整の際、ソニックの目があらぬ方向に行ってしまったりして、その動作と相まって、なんか頭痛が。

そんな中でクレイジータクシーは別格でした。
方向指示の矢印もびっちりとしていて破綻は少ないだけですし、画面全体の動きが大きいせいか、のっぺりしてようがなんだろうが、迫力があります。出だしの坂を下るところで、客と一緒に叫びたくなりましたよ。
いや、単にこのゲームが好きなだけかもしれませんが。


以上です。

2010年5月30日日曜日

nVIDIA 3D VISION をCRTディスプレイで動かす

発売当初から欲しいなぁと思っていたnvidiaの3D VISIONですが、他にも専用液晶ディスプレイを買わなくちゃいけないし、店頭デモだとあんまり印象良くないし、と、保留していました。


しかし条件を見るに、我が家のブラウン管の、CRTの、陰極線管のディスプレイでも、3D VISION本体だけ導入すりゃ見れるんじゃねぇの?と思い、入れてみたのですが、内蔵ビデオ+8500によるなんちゃらSLIでは力不足だったようで失敗。
(この推測が正しいかどうかは不明)

そんなわけで、ビデオカードを新調、ついでにWindows7を導入したところ、無事3D映像を見ることが出来ました。
参考までに現在の環境を書いておきます。興味があって、ディスプレイ持ちの方は試してみる価値はありますぜ。



プロセッサ Intel(R) Core(TM)2 Quad CPU Q9550 @ 2.83GHz

メモリ (RAM) 8.00 GB
グラフィックス NVIDI GeForce GT 240
ゲーム用グラフィックス 4095 MB の 利用可能な総グラフィックス メモリ
プライマリ ハード ディスク 空き 164GB (合計 244GB)
Windows 7 Ultimate

システム
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製造元 Gigabyte Technology Co., Ltd.
モデル GA-E7AUM-DS2H
システム メモリの合計 8.00 GB RAM
システムの種類 64 ビット オペレーティング システム
コア プロセッサの数 4

グラフィックス
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ディスプレイ アダプターの種類 NVIDIA GeForce GT 240
利用可能な全グラフィックス メモリ 4095 MB
専用グラフィック メモリ 1024 MB
専用システム メモリ 0 MB
共有システム メモリ 3071 MB
ディスプレイ アダプターのドライバー バージョン 8.17.11.9745
プライマリ モニターの解像度 1600x1200
DirectX バージョン DirectX 10


ディスプレイのスペック
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RDF223G NEC三菱電機製品名
サイズ 22インチ
管面形式 アパーチャーグリルフラット
水平走査周波数 30~140kHz
垂直走査周波数 50~160Hz
入力信号 アナログRGB
映像入力端子 ミニD-Sub15ピン×2
サイズ(W×D×H) 495×471×484.5mm
重量 29.3kg



■デモを見る
とりあえず、nVIDIAに置いてある各種デモを見てみました。
映画館で見る平面な絵が前後に並んでいるシャドウボックス的なものとは違い、なんというか生々しいというか瑞々しいというか、ちゃんと地続きに立体に見えます。いや、かなりひいき目ですが。

同様に置いてあった動画も見てみました。
なんというか、実写動画はむしろミニチュアっぽくなるなぁ。これは眼球とカメラで見え方が違うから起こる現象なんだろうか……違うな。画面が小さいからだな。

あと、思ったより、チラつきません。

ただ、調子に乗って1時間近く見ていたら、すっげぇ目が疲れて、翌日までその状態が続きました。なのでプレイ後は、なにかしらのケアは必須かと。
ちなみに私は蒸気が出るアイマスクをつけて寝たり、キューピーコーワiを飲んだりしてますが、一ヶ月ほどこの生活を続けた結果、ドライアイになってしまいました。意識して瞬きを多めにしたほうがよいのではないでしょうか。
なんか、こう、まだ未知の領域っぽいんで体に何かしら影響あるんじゃないかしら、とか思うんですが、実態はどうか知りません。大事なところなのにすみません。

他に気になったのは、メガネのシャッターの同期のせいなのかなんなのか、やはり残像(右目の映像が左目にちょっとだけ出る、みたいな)は、でますね。オブジェクトのまわりにボウと現れる感じ。江原ナントカさんは、こう言うのが見えるんですかね。




■ゲームをする
DIRECTXゲームであれば、3Dvisionで立体視出来るようでして、作り手は意図していなくても立体視に対応している、と言うあたりがなんともワクワクしますよね。
まずは店頭デモでもお馴染みのストリートファイター4を入れてみました。

なんというか妙な感じですね…500円のガシャポンフィギアがじたばた動いているような感じ。いや、凄いんですよ、なんか変な感じ。

ゲーム個別でどう見えるのかは、このエントリよりあとに書かせていただくとして、他にも幾つか試して感じたこと、書かせていただければと。

ゲームによっては、いきなり色んな情報が目に入ってきて、どれにも焦点が合わせられずパニックになることがあるんですよ。つい、全部の映像に目線を合わせようとしてしまうんですね。
ただ、慣れれば注目すべきオブジェクトのみに視線を合わせて、不必要な情報は無視するようになるので、それまでは3D VISIONの受信機の裏側にある視差調節ダイヤルを弄くってみればよろしいかと。
立体感は損なわれるモノの、視差調整を最低にすれば視線は合わせやすくなるので、そこから徐々に慣らしていけば良いんじゃないですかね。

全く原理はわかりませんが、ゲームの場合、解像度を変えたら残像が無くなったりもしたのですが、別の理由かもしれません。
まあ、参考程度に。


■リフレッシュレートとゲームのフレームレート
さて3D Visionの必須条件として、100Hz以上のアナログCRTと言うのがありますね。これはリフレッシュレートの事ですな。
我が家は50~160Hzの範囲で垂直同期信号を表示できるので、当然使えるだろうと考えるわけですね。
で、額面通り受け取るなら、3D Visionを利用している間は100Hz以上で表示がされているのだろうと思うのですが、実際にCRTの受付信号表示を見ると、85Hz前後です。そして、3D時のベンチマークでは42コマ以上でません。

ちなみにPC側の設定では、モニターのリフレッシュレートは75 Hzと85Hzしか選べなくなっていて、今は85Hzにしています。同じモニターを使っているXPのPCでは100Hzが選択できるのですが、Windows7である当機では候補にすら出ません。
モニターのドライバを代えても駄目。とにかく85Hzより上は選択できないのです。

軽くネットで調べてみたところ、クリティカルな解決方法は見つからなかったんですが、Windows7かとnVIDIAの組み合わせだと起こる現象なんですかね?
もちろん解像度下げようが何しようが駄目。
要するに、我が家の今の環境だと、85コマ/秒が限界ってことなんですね。
これを3Dにすると、当然85/2=42.5コマとなってしまうわけですな。
そして、CRTで85Hz以上出せれば、3D Visionは使えるって事ですかね?推奨しないのでしょうけど。
で、我が家の場合、フレームレートを上げて楽しみたければ、最低限モニターを変えないといけない、ってことですね。うっぷす。
映画とかビデオはこれで良いけどゲームでこれはなぁ。
かつ出来るのにやれないってのはちょっと悔しいなぁ。

いや、1920*1440とかで100Hzとか無理なのはわかるんですよ。ただ1024*768ぐらいの解像度まで落とせば100Hz表示とかできんじゃないかと。もっと落とせば120Hzとかできるのでは。うーん。
 まあ、もともと、映ればいいや程度の心持ちだったんで諦めます。


次回からは具体的にゲームがどのように見えたかを書いていこうかと。